Set Section

今回からは舞台の裏方にも焦点を当ててご紹介していきます!

まず初回は大道具を作るセットセクション!

セットセクションの長がなぜかバカ丁寧な口調で取材に応じてくれました笑

早速見ていきましょう!

活動の概要

セットセクションは、キャストが演技をする舞台、大道具、中道具を一から作り上げるセクションです!

ディレクターと話し合いながら劇の雰囲気にあった舞台をデザインし、木材と工具を使ってそれを実際に形にします。

仲良し集合写真 自分たちが作った舞台で

多種多様な工具・木材をうまく使いながら、2メートル・3メートルを越える巨大な構造物を作ったり、繊細にデザインされた中道具・装飾物を加工したりします。

やりがい

なんといっても、棒や板のような単純な形の木材から、複雑かつ見上げるような大きさの劇の世界を作り上げるのはとても面白いです。

あんな壮大な舞台も元々はこんな木 後ろが汚いのはご愛嬌

人の高さよりも高い構造物を作ることは普通ですし、凝った装飾を施した中道具を作ることもします。

元はただの木であるものを、自らの手で加工し、一つの劇世界を創造していくという感覚は、セットでしか味わえない醍醐味だと思います。


また、工具の使い方や加工の仕方を学ぶのも楽しいです。

はじめは慣れず、失敗してしまうことも多いですが、慣れてくると自分の思うように木材を加工し、自分の作りたいと思うものを作ることができるようになります。

休憩時間の一コマ 電動ドライバーがいい味出してる

デザインしたものが完成した時にはなんとも言えない達成感があります!

これまでの実績

過去の舞台の写真です。セットセクションにはいるとこんな舞台を作ることができます!

TIAF2020″Romeo and Juliet”のバルコニー これも手作り、すごい
TIAF2019は”Les miserables” めっちゃガラクタあるやん 計算し尽くされたカオス
こんな螺旋階段だってできちゃう すげえ(Spring Production 2022)

螺旋階段は、前回の公演であるスプで、最もこだわった部分の一つです。

一見単純な形に見えますが、普通の階段にくらべて作り方は少し複雑になっています。

普通の階段と違い、階段を途中で曲げて回転させなければならないので、ひとつながりでは作ることができません。

台形の箱を一段ずつ作り、それを組み合わせて少しずつ曲げていくという作業になります。
この、台形を作り組み合わせる作業ですが、少しでもずれると後に響き、綺麗な螺旋になりません。

細心の注意を払って切り出し・組み立てを行いました。

神経を使うためとても大変でしたが、その分完成したときの喜びは大きかったです。

完成品を持って喜ぶセクション員

おわりに

セットセクションではここで紹介したような活動をしています!

興味も持った方はtwitterやInstagramからお気軽にコンタクトをください!

今回取材に応じてくれたセットセクションの長

さあ次はどこのスタッフセクションの紹介なのでしょうか??

乞うご期待!